仕事

仕事を辞めたいと思う12の瞬間と対処法【快適に働きたい】

つらい、きつい、仕事を辞めたい、働いていると誰しもが一度はそう思うことでしょう。

生きるためには仕事をしなければなりませんが、仕事をする上で様々な悩みが出てきますよね。

仕事で起こしたミスで悩んだり、仕事で関わる人との関係で悩んだり・・・。

でも実は仕事を辞めたいと思うきっかけはちょっとしたつまづきにあることが多いです。

今回は仕事を辞めたい人の原因と対策をまとめました。

今まさに仕事を辞めたいと思っている人の参考になれば幸いです。

仕事を辞めたいのは定時で帰れないから

仕事を辞めたい理由が「定時で帰れないから」という人も多いのではないでしょうか?

2019年には、私、定時で帰りますというドラマが話題になりました。

大半の企業で定時は存在しているものの、現代の日本社会ではまだまだ長時間残業が美徳とされています。

生まれた時から物資に恵まれていたため、日本社会の繁栄のためにモーレツに頑張る必要のないいわゆる「乾けない世代」である私たち20代・30代の働き方に対する価値観と、

その上司に当たる40代、50代の働き方に対する価値観は当然違っているはず。

しかし40代、50代の人で上の立場である人は、今だに「長時間残業をしている人は可愛い」という価値観を持っている人が多いですね。

仕事を辞めたい人が定時で帰るためには

仕事を辞めたい人が定時で帰るためには、

基本的に定時で帰るためには正社員というプライドを捨てて派遣になるか、

正社員でもホワイトな企業に勤められるようにスキルを磨くか、

ブラック企業で嫌われるのを覚悟しつつ、定時で帰ってしまうか

のどれかですね。

ただ経団連の会長が「終身雇用は守れない」と発言した昨今では、社員の解雇がより自由になることが予想されますので、

なにかしらスキルや人的資産をもっていないとこの先を生き抜けないかもしれません。

その会社で長時間残業をすることで自分が汎用的なスキルを身につけられるのであればOKですが、そうでない場合は早めの退職をおすすめします。

仕事を辞めたいのは失敗ばかりするから

仕事で失敗が続くと、上司にも顧客にも怒られて、自分の人格を否定されているような気持ちになりますね。

自分はこの仕事に向いてないのではないか、ということが頭によぎります。

ただ、「仕事で失敗ばかりする」と思って、こころが辛くなってしまうときは視野が狭くなっている時です。

でも・・・世の中には同時多発的に仕事で失敗している人が沢山いますので、大丈夫ですよ!!

いつも完璧そうに見えるあの先輩だって何かしら過去に失敗があるはずです。

成功にはたくさんのパターンがありますが、失敗には普遍性があります。

失敗した数が多い人ほど有益で貴重な体験を手に入れているのです。

仕事で失敗ばかりしている人には特徴があるのでまとめておきました。

失敗しても、「そういうこともあるか」、「1つのサンプリングを得た」と割り切れたら仕事も苦痛ではなくなってきますよ。

参考:仕事で失敗ばかりする人の3つの特徴【考え方を変えよう】

仕事を辞めたいのは作業が遅いから

周りを見渡してみると、自分は仕事が遅い気がする・・と思うことってありますよね。

やる気はあるし、真面目に作業をしているけど、なんか仕事が遅い。

周りと比較して自分の仕事の進みが遅いと焦りで緊張してしまいます。

仕事が早い人と仕事が遅い人の違いはなんなのでしょう。

私が過去「仕事が早い」と思う人の特徴を考えてみたところ、

共通していたことは「相手の意向を汲み取るのが得意」ということでした。

よく「ドリルを欲している人は穴を開ける機械が欲しいのではなく穴を欲しているのだ」という言葉を聞きますが、

相手が本当に求めていることはなんだ?

ということを考えている人は認識相違や手戻りがなく、結果的に仕事が早く片付いていますね。

逆に自分の思い込みや確認が甘いままで仕事を進めてしまうと、

仕事の依頼人から「なんか違う」と思われて余計なコミュニケーションや作業が増えがちです。

仕事が遅いから辞めたいという人はまず、仕事が早い人の特徴を掴んで真似してみましょう。

それでやってみて成果が出なければ辞めてしまってもいいかと思います。

参考:仕事が早い人の特徴とは?周囲を観察して分かった5つの共通点

仕事を辞めたいのは人からの指摘が苦手だから

会社で働いている以上は人からの指摘って避けられないと思うのですが、・・苦手な人っていますよね。

私も人からの指摘が苦手です。

人からの指摘がくることは自分に対する改善点をもらえていることだとポジティブに捕らえられるなら良いのですが・・・

・なんかマウンティングされている気持ちになる

・人格を否定されてる気がする

・指摘の全てを期限内にやらなければ、というプレッシャーがつらい

とも思ってしまうと「仕事いやだな」「会社いきたくないな」という気持ちになります。

できれば人と関わらないで生活する方法はないかなと模索してしまいますよね。

人からの指摘が苦手なら

人からの指摘が苦手なら、指摘してくる相手を「人ではない何か」と思い込むことが得策です。

人との関係性を気にすると辛くなってしまいがちですが、相手をゴリラか宇宙人だと思ってしまえば良いのです。

例えば試験をうけていて問題文に「問いに答えなさい」と記載しているのと、

先生とのマンツーマンレッスンで「問いに答えなさい」と言われるのではプレッシャー度合いが違いますよね。

前者は問題に集中できるけど、後者はプレッシャーがかかります。

それは後者は先生と自分という人とのつながりがあるからなんですね。

なので人からの指摘は「指摘された内容」だけを合理的に考えるようにしましょう。

「その人との関係性」を気にする必要はありません。

参考:人からの指摘が苦手な人の原因と対策まとめ

仕事を辞めたいのはやることがないから

仕事でやることがないと辞めたくなりますよね。

個人的には長時間残業>>>>>>>暇ぐらいで仕事で暇な方が苦痛だと思っています。

長時間残業って辛いけど残業代たまるし、

お金を使う暇もないからやっぱりお金たまるし、

それがスキルになる残業だったら自分の市場価値を高められる時期にもなるし・・・

いいことづくめなんですよね!

一方仕事でやることがないと、とっても苦痛です。

給料泥棒という罪悪感もありますし、かといって割り切って遊ぶこともできません。

仕事でやることがないと辞めたくなるのは当然です。

仕事でやることがないときはどうしたらいいのか

仕事でやることがない〜!という時はまず上司に確認ですね。

なんらかの理由であなたに仕事が回ってこない状態なのですが、

上司の「いまちょっと回せる仕事がないんだ」という言質をとってから

その後の自由時間を考えましょう。

真面目に勉強したり、業務改善をするのも良いですが、真面目なフリをしつつサボったり、こっそり副業の時間とするのもありですよ。

参考:仕事でやることがない時はどうすべきか?【真面目戦略とサボり戦略】

仕事を辞めたいのは大きなミスをしたから

仕事で大きなミスをすると、ショックで会社を辞めたいと思いますよね。

お客さんに謝り続けるのもきつい、

対応に追われて会社に寝泊まりするのもつらい、

上司や同僚・後輩に白い目でみられるのも辛すぎる…

ハラキリではないですが仕事で大きなミスをすると、いっそこの場から離れてしまいたいと思うのも無理ないです。

仕事で大きなミスをしたらどうしたらいいのか

仕事で大きなミスをしてしまった場合、気持ちに引っ張られてしまい落ち込むこともあるでしょう。

気が動転してしまい、何も手につかないこともあるかと思います。

大きなミスをしてしまった時はいかに素早く「起こってしまったことは仕方ない」と腹落ちするかがミソです。

いろんな人が言うことかもしれませんが、過去は過去でしかありえなかったはずです。

今できることを少しずつやっていくしかありません。

起きてしまったことは仕方ないけれど、未来なら変えられます。

いまは落ち込んでもいいですし、思いっきり泣いてもいいです。

感情を放出しきったら、落ち着いて対策を考えていきましょう。次起きないようにしていけばOKです。

参考:仕事をど忘れしてしまう原因はシンプルに1つです【脳に頼るな】

仕事を辞めたいのは断れないから

会社の中で仕事が断りにくい状況にあると、自分にタスクが溜まっていき、辛い状況になります。

仕事を頼まれるということは信頼されていることの証なのですが・・・

なんでも「ハイハイ」と引き受けていると、

周囲の人は「あの人はなんでもやってくれる人だ」という認識を持つようになります。

こうなると少し厄介です。

仕事を断らずに引き受けると仕事が溢れてつらい。

でも断り始めると「前はやってくれたのに」と言われてしまう。という状況を生んでしまいます。

仕事を断り快適な環境を作るには

仕事を断ることは悪いことではありません。

できない仕事を受け入れて、できなかったという方が最悪です。

もし仕事を新たに引き受けて、できそうにないと思ったのであれば断るようにしましょう。

自分の責任の範囲と客観的な数字を説明する必要があります。

また仕事を断るのが気まずい・・と思う人もいるかもしれませんが、実はテンプレに当てはめてしまえばなんてことはありません。

人と人との関係のなかで相手に圧倒されて引き受けてしまった、

と泣き寝入りしないためにも自分がやるべき仕事を選んでいきましょう。

参考:仕事を断ることは悪くない【快適な働き方は自分で作っていこう】

仕事を辞めたいのはやる気が出ないから

一年365日の中でも仕事に対するやる気がグッとさがってモチベーションが低下する時期はありますよね。

仕事にモチベーションがみだせないのであれば、辞めてしまおうかなということも頭を過ぎるかと思います。

仕事にやる気を見出せない理由は大きく分けると

1:やるのがめんどくさい
2:お給料が低い
3:人間関係がよくない
4:指摘をされまくる

に集約されるかと思います。

1:仕事をやるのがめんどくさい…という時は「極限までやらない」という方法が一番効果がありますよw

人間が集中できる時間は決まっているので、やらなければやばい状態を意図的に作り出しましょう。

2:お給料が低くて仕事にやる気を見出せない場合は、自分にいくら必要なのかを考えて市場価値を査定してもらいましょう。

お金はあればあるほどいい、というのは鉄則ですが自分の今の年収ラインからどれぐらいあげられそうか、情報収拾してみると良いかと思います。

3:仕事の人間関係がよくないから仕事でやる気が出ないというのもありがちですよね。

この上司のために頑張れない、できない部下のフォローばかりしていて自分が消耗する、なんてことはありがちです。

そんな時はなるべく当事者を挟まず上の人間に相談するのが一番ですね。

真っ向勝負して相手を変えようなんて思うのは時間の無駄です。

4:最後に、指摘をされまくるのでやる気をなくすと言う人もいますよね。

私は完全にこれです。

物事の本質を得ていない指摘をする人や、とりあえず上の立場だからなんでも指摘するという人が多すぎなんですね。

その場合は、指摘してくることの真意を考えていきましょう。

とりあえず的な意見はきかなくてOKです。

参考:仕事でやる気が出ない時の4つの原因と対処法【やりたいことをやれ】

仕事を辞めたいのは日本で働きたくないから

日本は平均年齢が45歳になりました。

2020年には女性の2人に1人が50歳以上になると言われています。少子高齢化で若者の立場は弱いです。

また日本は農耕民族だったため「和を尊ぶ」ことが求められます。その代表格が「空気を読む」ことですね。

出る杭になれば打たれるし、反対意見を持っていても集団のなかでは主張できない空気があります。

日本が若者にとって息苦しい国であることは間違いないですね。

既得権益を守りたい老◯が多くいるが故に社会は変わりません。

若者は低賃金でクタクタになるまで働き、自分の席でマインスイーパーをしているおじさんが年収1000万円です。

コンビニバイトですら過度なサービスが期待されているので労働環境は最悪です。

長時間残業も変わらないことでしょう。

日本で働いてももはや終身雇用は保証されていないので、自己防衛していく必要があります。

日本で働きたくなければ海外に出てしまっていい

少子高齢化にインパクトのある政策が打たれていない以上は、日本が劇的に変わることは期待できないでしょう。

国は成熟したらあとは衰退のみです。将来を見据えて、海外に逃亡するのも選択肢の1つだと思います。

30歳までであればワーキングホリデーとこれまでのキャリアの専門性を生かして、海外就職でもありだと思います。

それ以上であれば将来的に住みたい国の大学院を卒業して現地企業に就職するか、これまでのキャリアを生かして駐在員になるか、コツコツ投資をしてリタイアメントビザを狙うかですね。

参考:日本で働きたくないと思う理由と年齢別の対処法

仕事を辞めたいのはど忘れしてしまうから

仕事をしていて、ど忘れすることありませんか?

注意深くしているつもりでも「あ、忘れていた」ということが大きなミスに繋がることもありますよね。

仕事でど忘れが続くと、自分は注意力がない・集中力がないのかなと気分が憂鬱になってしまいますが、仕事をど忘れしないコツをつかめば大丈夫です。

仕事でど忘れしないためには、やはりメモをとるというのは鉄則です。

メモを取らなくても覚えていられると思ったという慢心から脳で記憶しようとしてど忘れに繋がることは多いです。

メモをとり見えるところにおく習慣をつけていくこと、そして一度や二度のど忘れは気にしないことが大事です。

参考:仕事をど忘れしてしまう原因はシンプルに1つです【脳に頼るな】

仕事を辞めたいのは仕事が終わらないから

仕事が終わらないと「いつまでこの地獄が続くのだろう」と思いますよね。

仕事が終わらないと永遠に自分は仕事をせねばならないような気持ちになり、

自分はまるで奴隷のように、会社のために命のともしびを削りながら月20万円前後を手に入れ消えていくのだろうか・・・なんて考えてしまうことも。

仕事づくめの日々に嫌気がさして仕事を辞めてしまいたいと思うことはよくあります。

仕事が終わらないときは細分化する

よく言われることですが、仕事が終わらないときはまず抱えている仕事を見える化しましょう。

その際、30分ごとに区切ってできる単位で細分化していくと良いですよ。

やらなければいけない仕事がどれぐらいあるかを把握して、

優先順位をつけて、自分がやるべきこと、やらなくていいことを仕分けていくだけでも

仕事が終わらないという不安を和らげることができます。

タスクを見える化することで、

・これは実はやらなくてよかった

・物理的にできるはずがない

・あの人の方が得意だ

ということに気がつきますよ。

参考:仕事が終わらないから不安になった時どうすべきか

仕事を辞めたいのはうまくいかないから

仕事で結果がでなくてうまくいかないと「もう辞めたい」と思いますね。

仕事でうまく結果がでないのは、

・努力の方向が間違っている

・うまくいくのハードルが高い

・努力量が足りていない

などの原因があります。

実はでもあなたの本心は「うまくいかないから仕事をやめたい」のではなく「うまくいかないことを理由に仕事をやめたい」と思っているのかもしれません。

参考:仕事がうまくいかないから辞めたいと思ったらやるべきこと

仕事でうまくいかない理由を考えてみて、自分がその方向性で努力をすることに疑問を感じたら辞めてしまっても良いかと思います。

まとめ

というわけで今回は仕事を辞めたい人にむけて理由と対策をまとめました。

仕事を辞めたい理由は多々あるかと思いますが、辛い場所で辛抱しても良いことはないので、

自分が快適に働ける場所を探していきましょう。

日本中の人が幸せに働けることを願っています。それでは!

\ 仕事に関するおすすめ記事 /