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人からの指摘が苦手な人の原因と対策まとめ

人からの指摘が苦手って人は多いと思います。

人から指摘されるとすごくイライラしたり、あるいは落ち込んだり、と精神的に影響してくることは多いですよね。

苦手だけど、人からの指摘は会社で働いている以上は避けることができません。

では人からの指摘について、どう考えて、どう改善していけば良いのでしょうか。

本記事を読んでいただくことで、

人からの指摘が苦手で辛い思いをしている人が取れる行動や解決策

がわかります。

なぜ人からの指摘が苦手だと思ってしまうのか

まず、なぜ人からの指摘が苦手だと思ってしまうのかについて考えてみましょう。

例えば以下のような会話は会社では日常茶飯事ですよね。

指摘の例1:営業の場合

もんちゃん
もんちゃん
さっき提出してもらった資料だけど、前会議で言ってた件も含めて記載してもらうようにお願いしましたよね。本日中に修正お願いします。
私
すみません、わかりました(うぅ、辛い・・)

指摘の例2:WEBデザイナーの場合

もんちゃん
もんちゃん
さっき提出してもらったデータだけど、やっぱりトップページがぱっとしないから、作り変えてもらえるかな?
私
 え、あ、はい、わかりました(帰りたい・・・)

指摘の例3:アルバイトの場合

もんちゃん
もんちゃん
もうちょっと元気に声をだして集客してくれないかな。元気がないとお客さんもよってこないよね
私
 ・・・はい、わかりました(逃げたい)

などなど。3パターン書いてちょっとしょんぼりしてきた私ですが・・・。

なぜ人からの指摘を苦手だと思ってしまうのでしょうか。

大まかに分けると以下の要因が挙げられます。

・自分が否定されている感覚になる

・マウンティングされている気分である

・期限・納期、時間拘束へのプレッシャー

・結果コミットへのストレス

詳細をみていきましょう。

・自分が否定されている感覚になる

これはあるあるではないでしょうか。

人からの指摘を受けるごとに、自分のミスや認識相違があらわになって、

私
自分はダメなやつ、仕事ができないやつ、

と思いこんでしまうパターンです。

特にあなたに指摘をしてくる人が男性で、口調のきつい人だったり、嫌味ったらしい人だったりすると、余計に辛いですよね。

・マウンティングされている気分である

人からの指摘の内容が合理的で納得のいくもので、明らかにこちらに非がある場合は、指摘されたことについて対応してもよいのです。

ただ人からの指摘の内容が

・言いがかり

・本質を得ていない

・重箱の隅をつつくような些細なこと

だと、心が折れてきますよね。

揚げ足取りレベルで人を刺激することにより、マウンティングをしたいのではないかと思ってしまいます。

・期限・納期へのプレッシャー

ある程度期限が決められているアウトプットに対して指摘をもらい、

再度対応したり、修正をしなければならなくなったり、という事態になると、

納期や期限へのプレッシャーがぐっとかかりますよね。

こちらとしては完璧だと思っていても上司や客が納得いくクオリティのものを期限までに無限に対応しなければならないとなると、肉体的にも精神的にも参ってしまいがちです。

・結果コミットへのストレス

指摘を受けたことによって

「何か対応をしなければならない、確実に成果を出さなければならない、変化をみせなければならない」というストレスに晒されるが故に、

人からの刺激が苦手、という人もいるのではないでしょうか。

人からの指摘が苦手な人の対処法

ということでここからは人からの指摘が苦手な人の対処法についてご紹介していきたいと思います。

振り返りますが、人からの指摘が苦手と感じる原因として以下の5つをご紹介しました。

・自分が否定されている感覚になる

・マウンティングされている気分である

・期限・納期、時間拘束へのプレッシャー

・結果コミットへのストレス

では対処法をみていきましょう。

・自分が否定されている感覚になる

これに関しては、その人と自分の関係、で物事を見るのではなく、指摘されている内容と自分のアウトプットだけに焦点を当てるようにしましょう。

頭ではわかっていることかもしれませんが、指摘をする人はもちろん、あなたのことを否定したいわけではないのですよ。

とはいえ指摘をしてくる人に対して「この人は自分の人格を否定している訳ではない」と思うことは、なかなか難しいですよね。

そんなときは、あなたの指摘をしてきた人が同僚であれ、上司であれ、客であれ、相手のことは、宇宙人かゴリラだと思い込んでみましょう!

ゴリラや宇宙人と意思疎通をするのは大変ですし、慎重に行わなければなりません。

相手が意図していることを論理的に汲み取るようにして言われている物事のみに着目しましょう。

・マウンティングされている気分である

これも先ほどと同じです。あなたを指摘している人は、人の形をしているゴリラか宇宙人なのです。

でもよく考えれば、生まれた場所も両親も育った環境も、うけた教育も、ベースとなる価値観も全く違う人なのですから、あなたにとってみれば異種の生き物以外の何者でもありません。

そんなゴリラや宇宙人が
「オレ、オマエノ、シリョウ、ミス、タクサン、ミツケタ、オレ、エライ、オレ、オマエヨリ、シゴト、デキル」

と言ってきたところで、「はて?」という感じではないですか?

だって、違う生き物なんだもの。生きているフィールドが違うんです。

・期限・納期・時間拘束へのプレッシャー

さて話をちょっと現実にもどしつつ。

人から指摘をうけたときは、その対応や修正などの期限が決まっている場合がありますよね。

その時は、期限からできる作業時間を逆算して、どの指摘までカバーできるのか、

できなければ、優先順位の高い指摘はどれなのか、を確認するようにしましょう。

もし自分でやることが難しい場合は人にお願いしたり、分担したりできないかを打診しましょう。

・結果コミットへのストレス

指摘をうけたからには、何かしらを変化させて、相手にわかる形にしなければいけない、というのはなかなかのストレスですよね。

例えばアルバイトでも、もっと笑顔で!みたいなことを指摘されて、自分はにっこり笑ってやっているつもりでも指摘した側からすると、

まだ笑顔じゃない、さっき指摘したことがなんでできてないの、ということになりかねませんよね。

この状態を避けるためには指摘してきた人との最終アウトプットを確認しておく必要があります。

先ほどのバイトの例だったら、どれぐらい笑顔だったらその人のOKラインなのか、ということです。

また、「指摘してきた真意を考える」というのも有効な方法です。

この人はなぜ指摘してきたのか、本当に成し遂げたいことはなんなのか、ということを考えると、

実は指摘された内容通りにすることではなく、別の案を実行した方が効率がよかったり、さらなる効果が期待できる可能性があります。

指摘する側もできればしたくない

私はかつての上司に

「指摘する側も指摘したくしてしてるんじゃない、一番は無視するのが楽だけど、それじゃ本人のためにならない」と

言われたことがあります。それを聞いた瞬間は、

私
えぇー!じゃあもうほっといてくれ

と内心思ったのですが、・・・

まぁ確かによく考えると、指摘する側もエネルギーを使っているのだよな、と理解できました。

確かに大人になると、人に注意や指摘をしない人もいるんですよね。

一度この人は仕事ができないとわかったら、その人には任せずに自分でやったり、他の人にお願いしたり。

結果として自分にはキャリアにならないつまらない仕事しか回ってこないこともよくあります。

自分のアウトプットに対して意見をもらえることは、貴重なことだ、と思うことができれば、少しは指摘も苦手ではなくなるのではないでしょうか。

まとめ

というわけで今回は、人からの指摘が苦手という人の原因と対処法についてご紹介いたしました。

みなさんが、人からの指摘をさーっと流してうまく立ち回り、快適に仕事ができますように!

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