派遣として働いていると初期の段階では特に「仕事がもらえない」という状況に陥りがちです。
時給で働いている場合「早く時間が過ぎて欲しい、かつ定時で帰りたい」というのは誰しもが強烈に思っていることだと思うのですが、
派遣で仕事がもらえない場合、時間の流れが異常に遅く感じて毎日苦痛ですよね。
今回は私の実体験に基づき、派遣で仕事をもらえない辛さや、派遣で仕事をもらえない理由、その対処法をご紹介していきます。
派遣で仕事をもらえないのはつらい
経験したことある人だとわかると思うのですが、派遣で仕事をもらえないのは本当に辛いですよね。
派遣で仕事がもらえない人あるあるをまとめてみました。
・とにかく時間が経たない
・やることないのにサボれない
・給料泥棒という罪悪感、何もやってない虚無感
・指示を仰いでも忙しいから聞かないでと言われる
・聞かずに自己判断でやろうとするとそれも嫌がられる
・早く帰りたい、ただもうお金もらえればいいし
詳細をみていきましょう。
派遣で仕事がもらえないととにかく時間が経たない
ほんと派遣で仕事がもらえないととにかく時間が経ちません。
仕事がもらえ無さすぎて、集中したら1時間で終わる作業をじっくり8時間かけてやる、なんてこともしばしば。
時間が一向に経たず、パソコンを見つめつつも脳内で違うことを考えてしまいがちです。
やることないのにサボれない
仕事がもらえないのにサボれないのも派遣で仕事がもらえないときあるあるです。
職場の環境がインターネットに繋がっていないくs..セキュリティに厳しい会社の場合は、インターネットでテキトーに調べ物をすることもできません。
真面目な態度で仕事がサボれない、仕事がもらえない、となるとやる気がグッと減りますし、気を張っていないといけないので疲労感が半端ないですね。
給料泥棒という罪悪感、何もやってない虚無感
仕事がもらえなくて、やることもなくぼーっとしていると湧いてくるのが
「自分は給料泥棒なのではないか」という罪悪感や
「今日何も価値を生み出してない」という虚無感です。
これは真面目な方にありがちな思考なのですが、何もしていない自分に陰鬱としてくる人も少なくありません。
「お手伝いできることありますか?」と聞いても忙しいから聞かないでと言われる
もちろん、社会人ならやるべきことが終わったタイミングで「お手伝いできることありますか?」と聞きますよね。
私も実際やることがなくて、次何をするか聞いてもすぐ終わるタスクばかり与えられるので、「お手伝いできることありますか?」となんども聞いていたら
「ちょっとごめんなさい、今忙しくてXXさんにずっとは構ってられないんですよね」とピシャリと言われてしまいました。
仕事がなくて聞いただけなのに、なんか私がかまってちゃんだと思われているみたいで、もうその日は話しかけることもしませんでした。
もちろんそのあとの時間は苦痛で仕方なかったです…。
と心底思いました。
聞かずに自己判断でやろうとするとそれも嫌がられる
時間が空いて暇だったので、勝手に思いついた書類整理などをしていると「何してるの」的な感じで聞かれることもしばしばです。
と心のなかで叫びつつも、ぐっと堪えます。
早く帰りたい、ただもうお金もらえればいいし
派遣社員の極論としては「早く帰りたい、ただもうお金もらえればいい」なんですよね。仕事がなかろうがあろうが、お金さえもらえればいい。
でも時給では働くならさっさと時間がすぎる仕事がいい!
ただそれだけなんですよね。笑。
なぜ派遣は仕事をもらえないのかを考える
なぜ派遣は仕事をもらえないのかを考えてみましょう。
概ね以下の理由だと思います。
・派遣に仕事を教えてもすぐ辞めるしと思われてる
・派遣社員の受け入れ態勢がない
・派遣社員に任せられる仕事がないと思っている
・指揮を出す人は意外と他人を見ていない
詳細をみていきましょう。
派遣に仕事を教えてもすぐ辞めるしと思われてる
派遣が仕事をもらえない理由は「この人は派遣社員だから教えてもすぐ辞めるしな」と思われているケースが考えられます。
採用されたのはもちろん仕事があり人手が足りてないからなのですが、派遣社員は責任感がないし飛ぶ(急に来なくなる)リスクがあると考えている人も少なくありません。
正社員が自分の業務の時間を割いて派遣社員に一生懸命仕事を教えても、最終的にはいなくなってしまう=教育した時間が掛け捨てになるので、派遣社員に仕事を教えないという企業も少なからず存在します。
派遣社員の受け入れ態勢がない
会社で派遣社員を受け入れたことがない場合は、派遣社員に対してどう仕事を教えればいいのか、どう指示したらいいのかということに慣れてないので、
結果的に派遣社員に仕事が回ってきません。
派遣社員に任せられる仕事がないと思っている
指揮命令を出す側の人間が「派遣社員に任せられる仕事がない」と思っており、仕事がないケースも多いですね。
複雑で手のかかることや重要な仕事は自分でやってしまいたいと考える人が指揮命令者だと、仕事を教えてもらえず、無難でつまらない仕事しか回ってきません。
実際に一緒に働いた期間が短い間は特に、指揮命令者は経歴などでしか派遣社員のことを知りませんし、
派遣社員が実際になにがどれぐらいできるかはよく分かっていないため、ミスマッチが起きているのだと思います。
指揮を出す人は意外と他人を見ていない
派遣あるあるだとは思うのですが、上司に当たる人や指揮命令を出す人は意外と自分(派遣社員)のことを気にしていません。
彼らは彼らで日々やるべきことがあるからです。
派遣社員が仕事がもらえずに数億時間にも感じている間、彼らは時間に追われており、忙しくてたまらないのです。
派遣社員が暇してようが、忙しくしてようが、もらえるお給料は変わらないので、わりとどうでも良い存在なのです。
派遣が仕事をもらえない状況を打開するには?
ここからは仕事がもらえない派遣社員が現状打破する方法をあげていきます。
・まずはめげずに仕事がないか聞き続ける
・これまで教えてもらったことをマニュアル化する
・仕事がないなら勉強しておくべきことをきく
・だめなら派遣会社に連絡する
・心の中にホリエモンを宿す
・それでも仕事がないならやめてしまおう
詳細をみていきましょう。
まずはめげずに仕事がないか聞き続ける
まずはこれですね。まずはめげずに仕事がないか聞き続けてみましょう。
意外と仕事がないという状況が伝わっていないこともあります。
このブログの最初の方で、実際仕事がなくて「なにかお手伝いできることはありますか?」と聞きすぎて「あなたにばかりかまってられない」と言われてしまった、と書きました。
その時はそれなりにショックでしたが、黙ってぼけーっとしているよりはマシかな。と立ち直りました。
ていうか、指示する側が「忙しい」とか「かまってられない」という言葉を言おうものならもうこっちのもんです。
「お前に与えられる仕事はねぇ!」という言質をとれたわけですから、あとは考えてできそうなことを自分でなんでもできる範囲でやってしまいましょう。
「なにしてるの」と言われても「いや、お手伝いできることはないかお伺いしましたが、お忙しそうだったので、自分でこれが必要だと考えてやってました」と言えばOKです。
これまで教えてもらったことをマニュアル化する
どうしても暇でやることがない場合はこれまで教えてもらったことをまとめたり、次に新しい人がきた時に楽できるようにマニュアルを作ってみるのはおすすめです。
業務効率化という点で貢献できますし、それなりに時間も潰れやすい作業です。
仕事がないなら勉強しておくべきことをきく
仕事がない!暇だ!という状況になって、指揮命令者に聞いてもマジで仕事がない場合は「なにか見ておくべき資料はありますか?」と聞くのもありです。
資料を見続ける、という時間は眠いといえば眠いのですが、何もしてない罪悪感からは多少解放されます。
だめなら派遣会社に連絡する
どうしてもやることがない、勉強することもない、万策つきた!という場合はその会社に人が派遣されていること自体がおかしいので、派遣会社の営業に相談してみましょう。
自分の希望する作業内容を積極的にアピールしつづけておけば、良い仕事に空きが出たタイミングで紹介してもらえるかもしれません。
心の中にホリエモンを宿す
派遣社員として仕事がない、そして上司や指揮命令者にもお伺いを立てづらい…1日中ぼーっとしている、心は萎縮しまくってしょぼしょぼ。
命のともしびを削ってお金に変えて、もうなんか自分の人生く○だな….と思った時は是非とも心の中にホリエモンを宿してみてください。
あー、この状況だったらホリエモンはこう動くな、とか、今の状況をホリエモンに相談したら、こう言われるだろうな…とか想像するとビジネスの悩みの解決の糸口になったりします。
特にホリエモンの本を読んだあとなんかは、思考がつかめているので、想像しやすいです。
それでも仕事がないならやめてしまおう
それでも相変わらず仕事がもらえない、という場合は仕事をやめてしまいましょう。
環境を変えるより、自分が変わった方が楽です。
転職をするなら【type転職エージェント】がおすすめです。
仕事がもらえず辛い環境で地獄のような時間の立たなさと格闘するよりは自分の人生を主体的に生きましょう。なんだかんだ言って正社員は良いです。
最後に
というわけで今回は派遣社員が仕事がもらえない原因と対策でした。
全ての人が快適に働けますように。それでは!