誰しもそういう節があると思いますが、SNSでついつい承認欲求を満たそうとしてしまいますよね。
フォロワーの数とかいいねの数とか、どれだけ拡散されたとか。やっぱりそれでも「いいね!」されると嬉しいし、どうやったらいいねが増えるかとか、いいねが増えなかったらかつらいとか思ってしまいますもんね。
ただ、こういうことに振り回されていると、やっぱり疲れてきます。
疲れてきちゃうからこそこのページを見ていただいている方もいらっしゃると思いますので、今日はSNSでの承認欲求を満たそうとしてしまう心理とその解決方法を探っていきましょう。
なぜ人はSNSで承認欲求を満たそうとしてしまうのか
そもそもなぜ人はSNSで承認欲求を満たそうとしてしまうのか、ということを考えていきましょう。
SNSでの承認欲求を満たす行為と言えば、たとえば
・そもそも自分がすごい、優れている、いい思いをしたという体験自体を投稿する
・何かを投稿して、すごくたくさんの反応やいいねをもらうこと
・フォロワーや友達がたくさんいること
ということが挙げられるかと思います。
どうしてこれらのことをやってしまうのでしょう。
答えはシンプルで
手軽だから
ではないでしょうか?例えばあなたが、ダイエットをして7kg痩せて周りの人に「変わったね!」「すごい」「いい感じだね」って言われるまでに、少なくとも半年はかかるのではないでしょうか?
ジョギングしたり、食事制限をしたり、誘惑に惑わされつつも空腹に耐えて・・と相当しんどいですよね。
でもこれがSNSだとどうでしょう?
撮った写真に文字をかいて、投稿ボタンを押す。
これだけで、「いいね」がつきます。
今日美味しいものを食べた、彼氏とラブラブデートをした、こんなすごいことをしている、などなど
文字をかいてボタンを押すだけなのです。
めっちゃ楽ですよね。
SNSで承認欲求を満たそうとする人はこの手軽さにあやかっているのです。
それで、ちょっとでも「いいね」が増えたり、フォロワーがつくと、もう癖になってしまいますよね。
その手軽さゆえに、いろんな人が色んな手を使って、承認欲求を満たそうとしてきます。
いかに自分がすごいかということをみんなでアピールしあう世界になってしまう。
だからこそ、Facebookはキラキラした世界になりやすいです。
Twitterでも最近は「フォロワーを増やす方法」などが出回っており、フォロワーを増やすことに躍起になってしまい、皆が綺麗事を言いはじめましたよね。
SNSで承認欲求を満たすのは本質ではない
この記事をお読みの方はもうお気づきかと思いますが、SNSで承認欲求を満たすのは本質的なことではありません。
SNSでいいねがついたり、フォロワーが多いことがあなたの最高の喜びでしょうか?
でもSNSで満たした承認欲求はすごく短期的なものだと思いませんか?
SNSでいいねの数が伸びたり、フォロワーが増えることは確かに嬉しいです。認められた気にもなりますし、拡散された日には心が弾みます。
でもそんなに長く続かないですよね。その幸福感が続いてもせいぜい2日とかではないでしょうか。
SNSで得た承認欲求が2日ぐらいで消え失せてしまうからこそ、なんどもSNSに投稿してしまうのではないでしょうか?
もしそうなのであれば、ずっとSNSを続けなければならなくなってしまいます。
SNSで承認欲求を満たすのではなく
ついついSNSで承認欲求を満たしてしまいたくなる気持ちはすごくわかります。
でもそれだと、承認欲求競争に巻き込まれることになり、ずっとSNSを続けなければならなくなります。
それでもいい!という方もいるかもしれませんが、正直なところ疲れてしまいますよね。
ではどうしていくべきかをご紹介しますね。
SNSを全て断ち切ってみる
1日、SNSにアクセスしないという日を作ってみるのはいかがでしょう。
1日が達成できたらご褒美を用意して、次は2日という風にしてみたり。
そのSNSにアクセスしない日の中で、あなたが嬉しい、楽しいと感じたことを思う存分味わってみましょう。
何かノートにまとめるという方法でもいいです(SNS投稿以外でw)
普段SNSを見ながら食べていたご飯でも、しっかりと向き合って食べることでこんなに美味しかったんだと感じることができるかもしれません。
SNSで圧倒的にGiveしてみる
それでももしSNSで承認欲求を満たしたいという思いが強い場合は、投稿する内容を変えてみるのはいかがでしょう。
Twitterだったら例えば、ちょっとしたお役立ちやあなたの得意なことを、これから始めようとしている人に対して発信するとか
お役立ちの情報であれば、欲している人は多くいるかと思います。
人は無料に弱いのでその心理を利用して、無料で有益な情報を与えまくるのです。自ずといいねとかフォロワーが増えてくるかと思います。
SNSで承認欲求を満たそうとするのは気持ち悪い
SNSで承認欲求を満たそうとするのは気持ち悪いという意見も耳にします。
Facebookなんかは未だに子供の写真とポエムを載せている女性や旅行に行きまくってキラキラした自分の写真を載せまくっている人もいます。
このSNSで承認欲求をみたそうとする人が気持ち悪いという感覚をうまく表現した漫画が
ゴミ屋敷とトイプードルと私のあらすじ【読んだ感想・ネタバレ】
だと思いますね。港区で働く女性が借金してまでブランドものを買いあさったり、プードルをブランドものと一緒に撮影してインスタに載せたりしているのですが、
内面は真っ黒くろすけで、次第に承認欲求がドロドロで見栄をはっていることが周囲にも気づかれ、孤立、そして没落していく女性の話しが描かれています。
「自分をよく見せようとする」時間に成長はありませんよね。
寂しい、構って欲しい、認められたいという気持ちを忘れられるなにかを見つける、でもいいですし1ヶ月SNSをみない!でも良いですし、少しずつ小児人欲求を満たそうとする気持ちを沈められるようにしていくべきだと思います。
まとめ
ということで今回はSNSの承認欲求について記載いたしました。
まとめますと
・人は手軽さゆえにSNSで承認欲求を満たそうとしてしまう
・SNSで承認欲求を満たすのは本質ではない
・SNSで承認欲求を満たすのではなく、SNSを全て断ち切ってみる日を設けてみるのもあり
・どうしてもSNSが断ち切れない場合は圧倒的Giveをする
ということでした。皆様の参考になれば幸いです。