アァーもう日本で働きたくない、と思う人は少なからずいるのではないでしょうか。
今回はなぜ日本で働きたくないと思う人が多いのかについて考察してみました。
この記事では
「日本人で日本に住んでいるけどもう疲れた、しんどい」と思っている人が、
・何故日本で働きたくないのか
・日本で働きたくないと思ったら、どうしたら良いのか
をご紹介していきます。
日本に住みたいけど働きたくない理由
よくよく考えると、日本で働きたくないけど、「日本が好き!」と言う人は多いと思います。
美しい四季、美味しい食べ物、充実した企業サービス、整ったインフラ、漫画・アニメなどのポップカルチャーなど日本には魅力がたくさんありますよね。
24時間のコンビニで数百円出して美味しい唐揚げ(ファミチキ)が食べられる国は、
世界190ヵ国のなかでも数少ないのではないかと思います。
ではどうして日本で働きたくないと思うのでしょうか。
日本は少子高齢化が深刻である
先日こんなツイートを見ました。
日本もうダメかもしんね 。。 。。。pic.twitter.com/hTXneJW5fy
— 株吉 (@cischaba) 2019年2月23日
3万件のいいねが押されています。「未来の年表」と言う本に基づいて作成された画像のようです。
街を歩いたら2人に1人が50歳以上の国・・なかなかに辛いですね。
日本は高齢化と、労働者不足が深刻です。
また社会保障費も年々増加しているので、給与から天引きされる保険料も増え続けることでしょう。
絶望でしかないですね。選挙に行くのはもちろん高齢者なので、高齢者を優遇する政治家が選ばれます。
高齢者が優遇される世界で、高齢者のために、社会保険料を納める・・なかなか日本で働こうとは思えない要因ですね。
日本の充実したサービスを支える労働者にはなりたく無い
コンビニが24時間、当日宅配、システムはバグが0、など
「それ本当に必要?」と言う過剰なサービスが多すぎますね。
享受する側としては便利の一言につきますが、当然その手厚いサービスを支える人がいるわけなのです。
便利なサービスを利用するのはいいですが、
便利すぎるサービスを良しとし、そのサービスを支える会社で働こうものなら、ちょっと地獄かもしれません。
日本に住みたいけど働きたくないと思わせる労働環境
日本は特に労働環境が辛いですよね。
日本社会独自のの空気感・文化などで個人の力では変えづらいことが多いです。
労働時間が長い日本だから働きたくない
日本は労働時間が長く、拘束時間も長いですよね。
例えば求人票に9時〜17時と書いていても、実際はそんなことないのが当たり前。
17時きっちりに帰れる会社って、事務職やアルバイト以外ではほぼないですね。
また、バイトの準備のために10分前にはきて着替えろとかもあるので、意味不明です。
また求人票によくありがちな「残業少なめ、20時間以内!」と言う文言ですが、違和感でしかありません。
さも残業が当たり前とされていますが、そもそも定時帰社が当たり前のはずです。
どこの会社でも、誰か一人でも残業をしようものなら、みんな残らなければならないような雰囲気ですね。
また偉い人が残業をしている場合は特に帰りにくいです。
自分の意思をしっかり持って、嫌われたり、小言を言われる覚悟で定時で帰ることができる人であれば良いですが、
大半の人は帰りたいと思いつつ、残業をしてしまうのではないでしょうか。
特に残業代がしっかり出る会社の場合、残業代目当てで残る人も少なくないかと思います。
勤続年数が長い40代、50代の人にはありがちな行動かと思います。
忙しくなくても2〜3時間はやることを探して、残らなければならない雰囲気も非常に辛いですね。(早く帰ろうぜ日本!)
通勤が辛いし、結局自由な時間がない
また通勤に関しても、ドアtoドアで往復2時間と言う人も少なくないかと思います。
その間は歩いたり、満員電車を我慢したりと自由に使えない時間ですよね。
一日2時間でもパソコンの前に座れるのならばブログが書けますし、プログラミングの勉強だってできます。
通勤のために人生の大事な時間を削るのは辛いことです。
結局、9時〜18時が定時、そのうち1時間休憩だとしてもランチに誘われて、自由ではない)で、付き合い的な残業が2〜3時間、通勤で2時間。
毎日の中で、自由な時間はほぼありませんね。
あったとしても疲れているし、家事をしなければならないし、転職のためのスキルアップに時間を咲くことが難しいです。
転職回数やブランク多いとマイナスになる日本だから働きたくない
転職回数の多さや空白の期間が多いことは日本では良しとされない風潮があります。
自分に合わないと思った職場に見切りをつけたり、損切りをしたりすること、
そして自分の時間をゆっくり生きることを良しとしない価値観を持っている人は少なくないですね。
なぜなら日本人は「我慢」と「自己犠牲」が大好きだからです。
我慢することが美徳だからです。
その最たるものが年功序列で、1つの企業で何年も働くとお給料が上がる我慢大会システムです。
責任を取らないし、全く仕事ができないにも関わらず、年齢が50代と言うことで1000万円の年収をもらっている方をたくさん見てきました・・・。
女性の立場が弱い日本だから働きたくない
東京医科大学のニュースで、女性と言う理由で合格点に達しているにも関わらず、大学に合格できなかったと言うものがありましたね。
これも日本社会の最たるものだと思います。女性の立場が低すぎです。
実際に点数操作、とまでは行かないまでも、管理職ぎめだったり、就職・転職の場でやはり女性は不利だと思います。
「どうせ結婚してやめるだろう」というバイアスが何かしらかかっているはずなのです。
女性は常に、
結婚していないければ、
「彼氏はいないのか」
彼氏がいたら
「結婚しないのか」「早く結婚しろ」
結婚していたら
「子供はいつか」
という質問を受けることになります。世間体や社会からのプレッシャーが大きいのです。
また、仕事を続けていて未婚だと「結婚しろ」「子供を産め」
結婚して子供を授かっても入れる保育園がない。
仕事復帰しようとしてもパートしか見つからない。
絶望しかないですね。
相互監視社会な日本で働きたくない
島国社会だから仕方ないのかもしれませんが、出る杭が打たれるのが日本社会。
地毛が明るいからと黒髪に染めさせられた女子高校生の話もかつてニュースになっていましたが、
意味不明ですね。勉強と髪がなんの関係があるのでしょう。
私もかつて高校で、髪の毛を結んでおらず怒られることが多かったですが、今考えるとなんの意味もないことで怒られていたなと思います。
仕事においても空気を読まなければならず、有給は自由に使えず、
サボっていると怒られる。
また、クソみたいなマナーが多すぎます。例えば、稟議書の印鑑で上司の印鑑の横に自分の印鑑を押す場合はお辞儀をしているように
傾けて押さなければいけない、みたいなルールのことです。
そんなことにこだわり続けているから生産性が上がらず残業が続くのだと思います。
日本で働きたくない場合はどうしたらいいのか
もし日本で働きたくないと言う場合は、やはり、海外移住をするしかないですね。
30歳以下の場合
アルバイトや現職などで貯金を100万用意し、海外生活を試してみましょう。
現地に行ったことないのに就職、はあまりにも危険です。
物価の安い東南アジアや中東アジアなど、自分にあった移住先を探しつつ、現地にすむ日本人に話を来てみたり、
フリーペーパーをみつつ、自分できそうな仕事がないかを探してみましょう。
実際に行ってみて自分に会う国を探すのが一番だと思います。
30歳以上の場合
ある程度の資産が構築されている場合はリタイアメントビザを活用してみるのもアリですね。
また、現地で起業することでVISAが得られることもあるので専門スキルでの起業もありでしょう。
またJAC Recruitmentなどの求人サイトではシニアレベルの求人が多く出ているので、
外資系企業や現地採用の求人を探す場合に活用すべきでしょう。
まとめ
と言う訳で今回は日本で働きたくないと思ってしまう理由と、日本で働きたくないと思ったらどうしたら良いのかと言うことをご紹介していきました。
みなさんが日本を脱出して、自分にあう環境で自分らしく生きていくことを願っております。