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小児喘息って大人になったら治るの?0歳から患ってアラサーになった現状を教えるよ

近年喘息になる子供が増えているようですね。愛するお子さんが小児喘息になってしまった場合、小児喘息って大人になったら治るの?と疑問に思っている方も少なくないかと思います。

今回は生まれたときから小児喘息を患って、アラサーになった私の個人の経験談をお伝えしていこうかなと思います。

※あくまでも個人の経験であるため、詳細はお医者様へご相談いただくのが一番かと思います。

小児喘息って大人になったら完治する?

私は小児喘息を0歳で患い、現在アラサーです。結論からいって完治したかというと・・完治していません!笑。

完治というのは喘息の「ぜ」の字すら感じない生活を送ることなどを指しておりますが、

やはりそこまでには至らないというのが私の実情です。

ただ、大人になってからは症状は緩和しました!

具体的には

・喘息っぽい症状があるなーと感じるのは年に3〜4回

・猫などと激しく戯れたとき(笑)に発症

・症状といってもゼーゼー言うわけではなく、ちょっと息苦しいなーと感じる程度(でも問題なく生活できるレベル)

・数時間経っても落ち着かなかったら、アドエアやサルタノールを服用

・季節の変わり目にたまーに「あ、ちょっと喘息っぽい」と感じる

ぐらいですね。ちなみに小児喘息だった幼少期はこんなもんじゃありませんでした。

・大爆笑するだけで喘息発症(ヒューヒューと音がする)

・走っただけでも喘息発症(短距離はOK)

・子供ながらに追っかけっこなどができない

・風邪をひこうものなら喘息もやってきてしんどい

・喘息で何度も入院(一週間点滴を打たれたり、大量の薬を飲んだり)

・アトピーもある

・家に吸入用の家電があり、朝晩に服用しなければならなかった

・季節の変わり目は必ず喘息に苛まれる

今思い出しても絶望な日々でした。それに比べるとまだマシになった方だと思います。

一番ひどかったのは小学生あたりで、中学生ぐらいからだいぶ落ち着いてきたと思います。

高校生になったらもうほどんど出なくなりましたね。

小児喘息が人生に影響を及ぼしたこと

全ての方がそうだとは思いませんが、アラサーになった今、小児喘息が人生に影響を及ぼしたなぁと思うことについて挙げてみようと思います。

・内向的になった

・運動が嫌いになった

・基礎体力がなく、むくみやすい

・ティッシュの消費量が半端ない

詳細をみていきます。

内向的になった

子供ってはしゃいだり追いかけっこをすることが仕事なのですが、私は走り回ると喘息がでるのできつすぎて友達と外で遊ぶことがメキメキと減りました。

あとは入院もよくしていて、仄暗い病院にひとりぼっちで、よく看護師さんや親やお見舞いに来てくれていた担任の先生に泣きついていました。

結果、内向的な人間になりましていじめももちろんありましたねw

切ない。

運動が嫌いになった

運動をすると喘息がでるのであらゆるスポーツが苦手になりました。

特にバスケやサッカーなどは嫌いになりましたね。

基礎体力がなく、むくみやすい

運動が嫌いであるがゆえに基礎体力がないし、体がむくみやすい体質になったと思います。

まぁこれは喘息のせいではないかもしれませんが・・・

ティッシュの消費量が半端ない

喘息やアレルギー体質の人は共感していただけると思いますが、ティッシュの量が半端ないんですよね。

痰だったり、鼻水だったり、ティッシュのおかげで今日もいきています。

小児喘息でもできたこと

小児喘息でもできたこと、というか私が体験したことをご紹介します。

水泳は喘息でもOK

水泳は唯一、どんだけ頑張っても喘息の影響を受けないスポーツです。

親がスイミングスクールに通わせてくれたおかげで水泳は得意で、3kmぐらいはサクッと泳げます。

水泳はカロリー消費量も多く、呼吸も鍛えられて良いスポーツだと思っています。

吹奏楽も喘息でもOK

肺を鍛えるという意味で、吹奏楽部に入りました。喘息の方でも吹奏楽はOKだと思います。

ただ、吹奏楽部に入ることに関しては個人的にはあまりオススメしていない部分もあるので、詳細は以下をご覧ください。

子供を吹奏楽部に入れるのはおすすめしない理由8選【経験者語る】

小児喘息だった私が大人になった今、心配していること

小児喘息が完治しないとはいえ、緩和されて随分と楽にはなったのですが、私が大人になった今心配していることがあります。

それは

・緑内障

・遺伝

ですね。

まず緑内障

緑内障は眼圧の上昇などにより視神経に障害が起きて、視野がどんどん狭くなる病気ですね。

喘息の人もそうですが、アレルギー体質をもつ人は結構かかりやすいとか。

また身内で緑内障を患った人は緑内障になりやすいのだとか。

緑内障は40代ぐらいから始まることが多いです。

おばあちゃんがバッチリ緑内障で、アレルギー体質のある私は緑内障になる可能性がめちゃめちゃ高いんですよね。

一度失われた視神経は現在の医療では回復しないそうなので、早めの発見・治療が大事です。

軽く絶望しかないですね。

次に遺伝

喘息、というかアレルギー体質は遺伝しやすいと言われています。

私の親族にはバッチリとアレルギー体質の人もいたので、やっぱり遺伝することもあるのかなぁという印象です。

個人的には自分が味わった辛い経験を子供にさせたくないと思っているので、今のところ結婚・出産を考えてはいませんが、

アレルギー体質が遺伝する、となるとなんとも切ない気持ちもありますね。

小児喘息はつらい、でも前向きに人生を生きよう

というわけで小児喘息って大人になったら治るの?というテーマであれこれとお伝えしてきました。

小児喘息によって得るもの、得られなかったものと色々あるのですが、大人になると緩和されたのでまぁよしとします。

今喘息で苦しんでいる方の参考になれば幸いです。

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