昨今のニュースで大学無償化のニュースがでましたね。
従来型の返済しなければいけない奨学金という名前の学生ローンのことではなく、給付型で返済不要な本当に名前通りの奨学金のようです。
内容としては
文科省によると、国や自治体が学生の授業料や入学金を減免するほか、生活費などに充当できる返済不要の「給付型奨学金」を支給する。対象は住民税非課税世帯を基本とし、夫婦と子供2人(1人が大学生)の家庭の場合、年収270万円未満が目安。年収380万円未満であれば3分の1~3分の2の額を支援する。
高校卒業から2年を過ぎた学生は対象外となり、停学や留年になれば支援は打ち切る。また進学先の大学などにも、理事や教員への外部人材活用や、情報公開の状況などに一定の要件を設ける。
引用:https://www.sankei.com/life/news/190510/lif1905100023-n1.html(産経ニュース)
とのことでした。
私は平々凡々なアラサーですが、このことに対して意見を書いていこうかなと思います。
大学無償化とかやっても無意味だと思う
まず今回成立した法は「大学無償化」ではないですよね。
今日、成立したのは「大学無償化」法ではありません。
文科大臣も「この法案で学費の値下げはしない」「法案本文に無償化という表現を用いていない」と答弁。なのに、これを「無償化」と持ち上げるなんてミスリード。看板倒れの「無償化」を消費税増税の口実に使わないで。 https://t.co/EaAbAosCHw
— 吉良よし子 (@kirayoshiko) May 10, 2019
またこれらの財源は消費税の増税から賄われるとのことです。所得の低い世帯から消費税をむしり取っておきながら、この還元w
なにもありがたくないですね。
どうせなら国会で寝ている方の給与からお願いしたいです。
大学無償化は所得制限が厳しい
今回の大学無償化法案には収入制限があります。
夫婦と子供2人(1人が大学生)の家庭の場合、年収270万円未満が目安。
とのことでした。
都内で夫婦で手取り220万円ほど。12ヶ月で割ったら月18万円・・・!?
一人暮らしでも生きていけませんよね汗。
4人で暮らしていて月18万円の想定?
高校すら進学させることができない状態ではないでしょうか。
いやそもそもまともな生活すら不可能なのではないでしょうか・・・汗。
なんか絵に描いたモチというか、無償化させたぞ!といいアピールをしているけど
恩恵に預かれる人が少なそうな気がします。
【奨学金ニュース】大学無償化、低所得世帯の75万人支援 法案成立で20年4月から – 日本経済新聞 / https://t.co/7K7J6sPqAF pic.twitter.com/tU2F7HcKMl
— 受験ニュース速報 (@jyuken_goukaku) May 10, 2019
現実的に年収270万円未満だったら子供は高校に進学させずに中学卒業後に働いてもらうことになりそうですね。
大学無償化には留年や成績の制限があり
無償化の条件として、留年や退学は認められないそうです。
まぁここは当たり前でいいとして、成績に関してはGPAが全体の1/4以下だとダメなんだそうですよw
無償化するからそれなりに頑張れということなのでしょうが、それを管理するのもめんどくさそうだし、無駄な仕事が増えそう。
私個人は大学の授業はほとんど行かずに直前に友人に頼み込んでお菓子を献上してなんとか3の後半を保っていましたが、(今となっては本当に無礼だったと反省していますが)
GPAが全体の1/4以上でも大学で学ぶ気が全くない人なんて沢山いるので、成績のしばりをつけてもさほど意味はないと思いますね。
どうせやるならハードモードにして、収入制限は完全に撤廃、全ての大学で成績が上位10パーセントの人は学費無料とかにしてみてはどうでしょうか。
それだったら超絶勉強していたと思いますね。学生の時に。
とはいえ大学の試験なんて過去問ありきのくだらないものが多いので、裏での取引なんかが発生しそうですが、それも社会勉強の一貫かもしれません笑。
まとめ
というわけで今回は大学無償化についてでした。
いややっぱり無償化という名前、不適切ですね。
世論を反映してよりよい形で大学が本当の意味で無償化されるといいなぁと思います。
それでは@@