ちょっと注意されただけでもすぐ落ち込んでしまう人って、いませんか?
職場でも、家庭でもネットでもなんでも、人に注意されることはあまり嬉しくないですよね。
私も落ち込みやすい性格であり、小さい頃から先生にちょっと注意されるだけで大泣きしてしまう子供でした。
普通の人がケロっとしているのが羨ましいと何度も思うこともありました。
私が思うに注意されてすぐ落ち込んでしまう人というのは心が敏感な方だと思っているのですが
今回はそんな心が敏感な人のために、注意されて落ち込んでいる時の考え方をご紹介いたします。
注意されて落ち込んでしまうのは何故なのか?
何故注意されると落ち込んでしまうのでしょうか。
大抵の場合は拡大解釈にあると思っています。
注意されたことにより、自分を全否定されたような気持ちになったり、自分があたかもダメ人間のように思ってしまうことです。
注意されたことをきっかけにこれまで自分の失敗したことやうまくいかなかったことが芋づる式で出てきているということですが、
実は注意されたことと、あなたがダメであることには因果関係はありません。
あなたよりもダメな人間はたくさんいるし、注意されたのはたまたまだからです。
事実自分のやってきたことの中には、うまくいくこともあったり、うまくいかなかったこともあると思うので、注意されたからダメ人間というのは考えすぎです。
まずは冷静に事実を確認するようにしましょう。
注意されたことの事実を確かめよう
あなたが注意されて、落ち込んでいるとします。
わかっていても自分のことを否定されたような気持ちになりますよね。それに、「私だって一生懸命やっているのに」と思うこともあるでしょう。
その気持ちはすごくよくわかるのですが、
自分はダメな人間だからだと思ってしまう前にまずはまず注意された内容について事実を確認しましょう。
注意されたことを客観視するのが大事です。今回起きたシチュエーションを脳内ドラマで再現してみましょう。
身近な友達とかに置き換えるでも大丈夫です。
脳内で再度客観的に見てみると、「やっぱり自分が悪かったな」と思うこともあるでしょうし、「やっぱりその注意はちょっと理不尽だ」とか
「言っていることは図星だけど、言い方がひどい」というときもあるかと思います。
注意された内容が図星である場合
注意された内容がドンピシャで自分の落ち度だった場合も考えられます。
この場合、悔しいと思うし、自分は要領が悪いと思うし、あー何でできないんだろうと思って気持ちが落ち込んでしまいますよね。
でも、残念ながらその落ち込みに引っ張られてうだうだしている間は、あなたはどうにも向上しない訳なのです。
落ち込んでいると、防衛本能から「自分はダメなんだ、だから失敗するんだ」という思考で結論付けて、泣いたりして、そこで眠たくなって終了!
ということがよくあるかもしれませんが、それではまた同じことをやりかねません。
注意された内容は直してしまいましょう。何をすればいいかというと行動です。
注意されたことに対して、できるのであれば一切の感情を捨てて、まるでiphoneのSiriのように、
天気を聞かれたら天気を答える、
ぐらいの感覚で、注意されたら改善する、でOKなのです。
注意されることはあっても、あなたはたまたま注意されただけなのです。
それはまるで、石と石がぶつかって削れました、ぐらいな感覚なんですよ。
注意された内容が理不尽、または言い方がひどい場合
こちらは客観的に見て自分に非がないと思われる時の考え方です。
まずこれはどうしようもない事実なのですが、世の中には分かり合えない人種が一定確率いるのだという諦めが必要です。
たとえ、注意された内容が理不尽、または言い方がひどい場合であっても、
あんまりいい結末にならないのはその相手に対して反論をしたり、口論をしたりすることです。
またその相手の理不尽やきつい言い方に対して泣き寝入りをするのも、非常に勿体無いです。
この場合のライフハックとしてはまず、相手が犬とか猫だと思い込むことが良いでしょう。
相手が犬とか猫だったら、結構いろんなことが仕方ないと思いますよね。
何を言っても多分伝わらないし、種が違うし、分かり合えないし、論理的ではない。
そうなると、犬とか猫に対しての期待はグッと下がりますよね。
例えば植物を荒らす犬とか猫がいたとして、だめと言っても伝わらないのであれば、植物に近寄れないように粘着テープを仕込んでおくだとか、
こちらがさっと行動するしかないですよね。
何が言いたかったかと言いますと、「相手に期待しない」ことが大事だということです。
「あーなんかキャンキャン言ってるな」ぐらいに受け止めて、自分が行動を変える方が早い場合があります。
犬とか猫をしつける手間を考えれば、自分が行動した方が良いということです。
まとめ
ということで今回は注意されてすぐ落ち込んでしまう人について書きました。
まとめますと、
・注意されて落ち込んでしまうのは拡大解釈だからです。
・注意されて落ち込む前に注意されたことの事実を確かめよう。
・注意された内容が自分に非がある場合は、落ち込んでいる時間は無駄なので、割り切って感情を捨ててサクッと直してしまいましょう。
・注意された内容が理不尽、または言い方がひどい場合、世の中には一定多数分かり合えない人がいると諦め、自分が変わる方が早いと認識しましょう。
ということでした。それでは!