引き続きお金に関して勉強中です。本が読み放題でお得なKindle Unlimitedを利用して読んでいるお金系の本2冊目です。
今回はコミックでわかる20代から1500万!積み立て投資でお金を増やすを読んでみたという本をよんでみました。
エッセンスをまとめておきます。
コミックでわかる20代から1500万!積み立て投資でお金を増やすはどんな本なのか
この本では積み立て投資の基本的な内容が漫画と文章を用いて優しく説明されています。
だいたい1時間ぐらいあれば読み終えてしまうので、投資初心者が読むには良い本だと思います。
小難しい説明もなく、サクサクと進みました。
投資の勉強をしたいけど、分厚い本とかとっつきにくいことは無理、すぐ眠くなっちゃう、みたいな人にはオススメの本です。
銀行にお金を預けていてもお金は増えない
まずはじめに銀行にお金を預けていてもお金は増えないということが説明されています。
日本は年2%のインフレを目指しているので同じ100万円でも価値が下がっていくとの解説がありました。
まぁ確かに銀行の金利は低いですし、お金を預けていても特にお金が得られるということはないですよね。
お金をもっていない人ほど投資をすべきである
投資は危険、お金持ちがやること、などは誤解である
「お金をもっていない人ほど投資をすべきである」という部分には驚きました。
確かに投資で大損をしている人の話やイメージが先行してしまいがちですが、実際のところ大半がギャンブル(=投機)をしているというのは確かに頷けます。
また作者のお父さんは中学生の頃の作者を
「お小遣いはあげないから投資の利益をお小遣いにしろ」
と証券会社に連れて行ったそうです。これはいい教育だと思いますね。
小学校教育でも取り入れるべきではないでしょうか。
魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える、という感じでいいですね。
投資の鉄則とは
投資の鉄則は「長期」と「予想しない」
→投資への印象や誤解にもつながりますが、投資は価格予想ゲームではなく、長期的に付き合うものだということが書かれていました。
値動きを予想した時点で投機になるのだそうです。
また投資をする資金として、日々の収支を見直すコツも説明されていました。
・支出を全部記録する→日々の収支のどこに問題があるかを見極めるため
・本当に必要なものと欲しいけど別になくてもいいものに分ける必要がある
実にシンプルな方法だと思います。こういう日々の見直しができない人が大半だと思います。
→それでもだめなら一番よく使っている項目でお金をあえて使ってみるEx)服にお金をかけてるなら高級ブランドで買ってみるという方法も紹介されていました。
→物理的に他のものが買えなくなるので、支出にメリハリがつく、とのことですが、確かに物理的に買えないなら諦めるしかないですもんね。
分散投資
具体的な投資方法としては
・分散投資をする
・定時定額で購入する(ドルコスト平均法)
という方法が勧められており、具体的には投資信託と変額保険とのこと、
変額保険は私個人としてはそんなにピンとこなかったのですが、投資信託はまぁ納得ですね。
ドルコスト平均法という単語を初めて知りました。定額で買い続けることにより、高値では少しだけ、安値では多く、買うことができるようです。
ただ、ここでは手数料についてはあんまり言及されていなかったように思いますね。
20代での投資は早くない
最後の章ではわりと投資に対する考え方が中心だったかなと思います。
・40代、50代は投資が必須で月3万円からでもはじめるべき。
・リーマンショックみたいな大暴落がおこったら小さく値下がりしているものを売却して、大きく値下がりしているものを買い付ける
・投資はリバランスが必要→配分がずれたときに値上がりしたものを売って、値下がりしたものを買う(大きなニュースが目についたときぐらい)
40代、50代の投資は必須と断言されていました。確かに労働以外でお金を増やす手段をもたないとだめですよね。
コミックでわかる20代から1500万!積み立て投資でお金を増やすという本を読んだ感想
直感的に思った感想は「投資についてちゃんと教えてくれている著者のお父さんすげぇ」ということです。
日本ではなぜかお金のことを話すのはタブーな雰囲気がありますが、へんな教育をするよりは投資やお金のことを教えた方がいいよなと思いました。
また、本書を読むことで投資と投機の違いはよくわかりました。
一般的な投資のイメージは投機による失敗から来ています。
ただ具体的な投資先や手数料などの現実的な解説、というよりは概念の説明という部分に赴を置いている気がしますね。
巻末の方で書かれていた、「子供に奨学金を背負わせたくない」という部分はぐさっと刺さりますね。
あまり結婚願望はないですが、20代前半から5万円でも積み立てを考えておけば、それなりに子供の学費にもあてることができる、と考えると
今20代のうちにこの本を読めてよかったなとも思います。
40代、50代で投資は必須、とのことなので少しずつ勉強していきたいところです。