ブラック企業で長期のインターンをしていた私です。
あの頃は割と洗脳に近かったと思いますね。
ブラック企業に毒されてしまった私は
・日給1000円で働く
・社長の考えに毒される
・プライベートに踏み込まれ、メンタルを病んでしまう
・親に泣きながら電話する
・大した成果が出せず、中途半端に終わり、就活ネタには使えない
ととんでもない感じでした。
あの頃を振り返ると「あーやばかったな」と思うことが多いので、これから長期のインターンをする人や長期インターンで就活のネタを作ろうとしている人の参考になればと思い、この記事を書くことにしました。
変な企業に洗脳される学生さんが少しでも減るようにと願いを込めて体験談を踏まえつつこの記事を書いています。
この記事を読むことで、
・ブラック企業の長期インターンとは
・ブラック企業の長期インターンを回避するには
・ブラック企業の長期インターンの洗脳とは
がわかります。
※アラサーからの忠告
変なブラックインターンで消耗するぐらいならプログラミングでも勉強して、なにか作ってみるとかの方がよっぽど就活ではアピールになると思います。
IT系の仕事は多く存在していて、おそらくこれからも増えるでしょうし、IT系に就職するつもりはなくてもはやインターネットは世の中から切り離せないので、勉強しておいて損はないですね。いざという時の副業、という選択肢にもなり得ます。
TechAcademy [テックアカデミー]なら無料のプログラミング体験ができるので、今すぐやってみましょう。
ブラック企業で長期のインターンってどんな感じ?
ブラック企業で長期のインターンの特徴を挙げていきます。
無給か信じられないほどの薄給である
まずこれですね。
ブラック企業で長期のインターンは無給か信じられないほどの薄給です。
実際に私は日給1000円でした。
内容としては雑用ではないその会社の本格的な業務をしてました。
企画書を作成したり、軽微なプログラミングしたりですね。
なんだかなぁと思って労基に電話したら「限りなく黒に近い」と言われました。笑。
「インターンはお勉強させていただいているのだから、無給でも良いだろ」っていう経営者と学生がもちろんいるので成立しているのだと思いますが、
労働は労働なので会社の業務をしているならちゃんと対価として時給はもらった方がいいですよ・・・。(見学などの短期のインターンは無給でいいと思うけど)
日給1000円で8時間働いていた私からの忠告です。
せっかくアルバイトなどの労働をやめてまでインターンをしているのですから・・・。
そもそも「インターンはお勉強させていただいているのだから」っていう経営者の思考がもうブラックです。
だって経営者目線で考えたら「成長」とか「勉強」っていうだけで実質タダの労働力が手に入り、社員の教育力が増す機会を得ることができるのですから。
応募の時点で「無給」もしくは「日給1000円」なんて会社での長期インターンはやめておきましょうね。
むしろそう書いてあることにより「学生をタダで働かせるほど儲かっていない企業ですよ」と言っているようなもんだし、ブラック企業だとすぐわかりますよね。
社訓を読まされて、意見を求められる
社訓を読ませる会社は私はブラックだと思います。
だって・・社員を精神的に統一した方が経営者としてやりやすいですよね。
例えば社員に20万円前後の「生きていくにはちょうど良いけど、下手に貯金はたまらないから辞められない程度」の給与を与えつつ、
かつ洗脳を頑張って社員が会社に「モーレツなやりがいや忠誠心」を発揮してくれたら、経営者としては最高ですよね。
めっちゃいい手駒だということです。
私がいたところでは、謎の月刊誌が毎回社員に配られていました。
そこには「ありがたいお言葉」が記載されていて、みんなで輪になってそれを読み上げるというシステムでした。
みんなで読み上げたら、指名された人がありがたいお言葉に関するエピソードを言う、という超絶罰ゲームのような「朝の会」をやっていました。
社員が掃除をする、節電を考える、思いを共有しあう
他にも働いている人が業務開始前に社内を掃除したり、
節電のためにノートパソコンのケーブルを抜いてから退社することを義務付けられていたり、
遅刻したら貯金箱にお金をいれなければならなかったり、
週一回社員が思っていることを共有し合う非生産的な謎のミーティングがあったり・・
思い出すときりがないですね。
飲み会がやたら多く、プライベートの干渉がある
社員同士の絆()を深めるためなのか飲み会がやたら多いのもブラック企業インターンあるあるです。
断りづらい雰囲気だと辛いですよね。
そしてそれが業務時間内で社内でやるならまだしも、しかも参加費はきっちり取られるという・・・。
社員同士で積極的に交流させて、辞めづらい雰囲気にさせる作戦ですね。つらい。
やれ飲み会が始まると「彼氏はいるの?」などのプライベートな質問にズカズカと突っ込んできがちなのがブラック企業です。
社長の洗脳半端ない
ブラック企業ほど、社長の洗脳が半端ないですね。以下は体験談です。
・学歴コンプレックスがある私を見抜いてか、「お前は優秀で能力はあるけど、マインドがだめだ」としつこく言う。
・他のインターンや社員の過去や悩み、特徴をいじって大声で他の人間に共有する
・私のマインドが悪いのは親との関係が悪いからだ、と幼少期のことを執拗に聞き出す
・その他人の心理をついてきた挙句「親と和解しろ」と言われる
・洗脳された私、泣きながら両親に「私のことを好き?」と電話する(親にめちゃくちゃ「どうしたの?」と心配される)
ある意味ニヒルな人は何も信じられず、信じるものがないから熱中ができず、結果が出ず、さらにニヒルになる気がします。
そのインターンは卒業が近づくにつれ辞めました。
その会社で働くこともできたのですが、新卒カードを使った方がいいなと思ったので。
でもそのまま働き続けなくてよかったなぁとつくづく思います。
長期インターンは東京に集中しているという絶望
大学生のみなさんには長期インターンでブラック企業は是非とも回避して欲しいと切に願っている私ですが、
現在の日本の絶望ポイントとして、「仕事が東京に集中しすぎている」ということがあるかと思います。
面白い企業は同然ビジネスチャンスの多い東京に集まります。
「地方都市 インターン」と調べても件数は少なく絶望的です。
個人的にはやってみたい仕事があるのであれば企業のHPから問い合わせてみても良いと思いますが、その場合はそれこそ無給を覚悟しなければならないかもしれませんね。
良いベンチャー企業で良い経験を積むことができた東京の就活生と地方で泣く泣くアルバイトして、東京に就活にきた学生。なかなかに辛いものがありますね。
地方学生はスモールビジネスで成果をあげた方がいいかもしれない
地方学生で長期インターンができない場合はスモールビジネスで成果をあげた方がまだ就活のネタになるかもしれません。
食品業界に就職したいなら自分でお菓子を作ってみて昼休みに大学で売ってみるとか、
IT企業に就職したいならプログラミングを独学してなにか動くものをつくるとか、
と、口でいうのは簡単ですが、WEBサイトからインターンに応募してさくっと経験が積める東京の学生と比較するとかなりハードル高いですよね・・・。
ブラック企業で長期のインターンをしつつ有名企業に内定した先輩は
ブラック企業でインターンをしていた私ですが、就活時は有名大企業に入れたらいいなーと思っていました。
でも結果として有名大企業には入れませんでした。長期インターンとはいえ半年で、大した成果も出せなかったからです。
一方同じインターンをしていて、インターンでもバリバリの社畜ぶりをみせた先輩が何名かいました。
どちらも旧帝大レベルの学力で、とても優秀な先輩でした・・。
所詮就活は学歴。男が有利。女は顔(雰囲気)であり、リア充が勝つ。
私はマーチレベルの大学を卒業しましたが、やっぱり就活は学歴が大事だし、男が有利だなーと思いました。
私の同期でとても優秀だった女性は某有名企業の最終選考で男4人に囲まれて面接したそうですが、落ちてしまい結局銀行の地域総合職となりました。
彼女はとても優秀だったのに、残念ですね。
東京医大の入試で、女子受験者の点数が一律減点されていた問題がありました。
内部告発により女性は0.9とか0.8の係数をかけて採点されていたそうなのですが、
面接の場だと余計あいまいですよね。おそらく面接官のおっさんが、いろんな項目の5段階評価で適当ーにつけたものだと思うのですが、
女性というだけでバイアスがかかり、「どうせ結婚出産でやめるしな」と思われ、評価を下げられてたとしても
面接官の内心なんて告発できませんのでどうしようもないですね。
あとはイケイケのサ◯バー◯ージェ◯トなどの会社にはいった同期は美女・リア充でした・・・。
つまり長期インターンってあんまり就職活動に関係ないのでは?と思っています。
じゃあどうしたらいいのよ
なんか個人的な就活時の恨みつらみ、みたいなことを書きましたがどうしたらいいのかをまとめておきます。
29歳になった私が大学生の頃の私に言いたいことなので、参考にしたい人だけ参考にしてくださいね。
・インターンはやってもいいけどやるなら他のことは全て諦めるぐらいでやれ
・インターンしなくても勉強はいくらでもできる
・とにかくケータイをいじる時間やテレビをみてゴロゴロする時間をなくしてなんでもいいからなんかしろ、勉強
・英語や資格の勉強だけが勉強じゃない、お金の勉強とスキルになる勉強、そしてスキルに繋がる勉強、ビジネスの勉強をしろ
・Facebookに投稿していいねもらうなんてなんの価値もない、むしろゴミ。頼むから勉強しろ
・圧倒的に仕込みしかない。リア充が海にいって恋人を作っている間に、せっせと金を稼いで知識をつけるしかない。
・ググれ、パソコンを開いてググれ
というところですかね。
※アラサーからの忠告
変なブラックインターンで消耗するぐらいならプログラミングでも勉強して、なにか作ってみるとかの方がよっぽど就活ではアピールになると思います。
IT系の仕事は多く存在していて、おそらくこれからも増えるでしょうし、IT系に就職するつもりはなくてもはやインターネットは世の中から切り離せないので、勉強しておいて損はないですね。いざという時の副業、という選択肢にもなり得ます。
TechAcademy [テックアカデミー]なら無料のプログラミング体験ができるので、今すぐやってみましょう。
まとめ
ということでブラック企業で長期インターンをして洗脳された挙句、そんなに就活で大した成績のでなかった私の体験談でした、
コンテンツとしてブログ記事として浄化したので、どなたかの役にたてばなーと思います。